魅惑の北東北ツアー その3 -早池峰に登る
8/5深夜、青森ねぶたにもう1日参加したいなと後ろ髪をひかれつつ、岩手の早池峰に向かいます。翌朝6時半ごろ仮眠していた車から見上げる空は曇り空。前日の余韻で足や体が痛く、朝というのにすでに暑く、なかなか気合が入りません。せっかくここまで来たというのに、八幡平トレッキングにしようかまだ逡巡している優柔不断な私です。
3年前、北東北に来たときには大雨で麓まで来ながら断念した早池峰。やっぱりリベンジしていこう。岳駐車場からシャトルバスに乗り換え河原坊へ。日差しはギリギリと肌を刺し、すでに相当暑い。本当はまだ涼しい夜明け頃からのぼり始めて昼には降りてくるくらいの山登りが夏山の理想なんですけどねぇ。
すべりやすい岩がごつごつする道を行き、途中からさらに急坂になるので、腕の力も使って登ります。苦手な鎖場登場。相当不恰好に登ります。それにしても暑い。まったく日陰のない道を後ろからぎらぎらと太陽に照らされ、どれだけ水を飲んでも足らず、かなり体力消耗。
途中で何度ももう引き返そうと思うが、途中から引き返すにもこの道を下れといわれてももう引き返せない、引くに引けない状況になり半泣きな気分。それにしてもこの急坂は登るのもつらいが下りはもっときついと思う。頼まれてもこの道を下りたくはない。おりてくる私より20歳くらいは年上のおじさんおばさんグループを見るにつけ、すごいなぁ、どうして平気で降りられるんだろうとただただ感嘆する。前に月山の道が、あんなにきついのにガイドブックには全然きついと書かれていないと文句を書いたがあれは撤回。たしかにこの山の急坂に比べれば比にならない。。。
もうだめだもうだめだと30回くらい思ったところで頂上。12時半。せっかく着いた山頂なのにあまりにも消耗し疲労困憊で写真をとる気力もなし。ほしいのは水分だけ。食べなきゃと思うけど食べ物はあまり喉を通らない。小田越への下り、無事に降りられるだろうか。
しばらくは稜線のお花畑を楽しむ楽な道。あぁそしてハシゴ場。慎重に慎重にハシゴを降りる。そして急坂のザレ場を経て、ごつごつとした岩の道がつづく。バランスを崩すと岩からすべり落ちそうになる。足ががくがくして支えがきかないので、誰もいないのをいいことに半ばお尻で降りていく。いやぁカッコ悪い。でも命には代えられない。30回くらい死にかけたところでやっと小田越のバス停に到着しました。
バス待ちの間、周りの登山者とおしゃべり。盛岡在住で早池峰に登るのは「今回が5回目。こんなに天気がいいのは珍しいのよ。いい日に登れてよかったわね。河原坊から登ったのだったら大変だったでしょう。」「次はぜひ岩手山に登ってね。時間はここ(早池峰)の倍くらいかかるけど、こんなに岩はごつごつしていないから、ゆーっくりゆーっくり登っていけばじき頂上に着く山よ。」「夏の岩手にきたら、ぜひさんさ踊りも見て行って。ねぶたもいいけど、さんさ踊りもいいお祭りよぉ。」
そんなわけでまた東北の宿題をもらってしまいました。来年も忙しくなりそうです。。。魅惑の北東北ツアー(完)





