水曜日担当のTです。私事ですが、近々引越しをすることになりました。
引越しと言うと、転居先での新たな生活、お気に入りのお店探索等、希望や楽しみも多いのですが、厄介なのが、住所変更に際する手続きです。役所への転出・転入届、ガス、水道、電話、銀行、クレジットカード等の住所変更等、いったい何箇所に届け出をすればよいものか。
たとえば、電話関係だけでも「固定電話の住所変更」、「割引サービスの住所変更」、「携帯電話の住所変更」、「プロバイダの住所変更」…。気が遠くなります。一箇所の届出で済むような、なにか良い「ワンストップサービス」なるものはないものか?少し調べてみたところ、いくつか関連サービスを発見しました。
・「引越れんらく帳」 - 東京電力提供
・「引越移転手続きドットコム」 - アート引越センター提供
少し試用してみましたが、私の利用しているサービスの多くが対象外ということもあり、結局個別対応することになりました。
各サイトにアクセスして、地道に住所変更を行おうと試みましたが、そこでも問題が発生しました。あたりまえのようですが、各サイトで「ID」やら「パスワード」、「登録メールアドレス」の入力を求められるのです。頻繁に利用するサイトのID、パスワード等はもちろん記憶しているのですが、半年に一回しか訪れないようなサイトになると、それらの記憶は薄れ…、誕生日や出身地、こども時代に飼っていたペットの名前(もちろん、ポチやらタマやら何匹もの名前)の入力を繰り返すことになるのです。なかにはパスワードの照合に複数回失敗するとロックがかかってしまったり。あぁ。もううんざり。「ID、パスワードを忘れました!助けてください!」のページにアクセスすれば、メールアドレスの入力を求められ、複数個所持している「Hotmail」のアドレス、これまた複数個所持している「Yahoo!JAPAN」のアドレス、そして「アメリカYahoo!」のアドレス、いや、確か以前に使っていたプロバイダ供与のメルアドか?などと思案…。そして、天を仰ぎながら、とあるコマーシャルの俳優よろしく「どうしちゃうのよ、俺」と叫んでみたりもします。
ID、パスワードの管理、みなさんどうされていますか?パソコンからの情報流出が話題になっている昨今、全ID、パスワードを記録したファイルをパソコン内に置くのも不安ですし、一覧表を家のどこかに保存しておいても良いのだけれれども、その保存場所を忘れてしまう有り様。IDとパスワード、すべて統一するというのも一案ですが、一つの情報が流出した場合、全てのサービスにアクセスされてしまう恐れがあります。バイオメトリクス認証(指紋や虹彩、声などの身体的特徴によって本人確認を行う認証方式)やらが一般化しても、結局は、指紋を登録したのか、何を登録したのかわけがわからなくなりそうです。なにやらコンパクトなスキャナのような機器に、自分のひとさし指をおいてみたり、目を近づけてみたり、手のひらの毛細血管を照らしてみたり…。あそこかここかと、様々な部位を機器に照らす私。そんな数年後の自分の姿が頭に浮かび、「くすっ」としてしまいました。
自分の情報にアクセスするにもIDやパスワードが必要とされる社会が出来つつあります。冷静に考えてみると、少し怖いですね。自分の記憶が飛んでしまったらもう最後、預金額や、ともすると自分の名前さえ知ることが出来ないような時代がやって来るかもしれません。
あっ、次のIDとパスワードは妻と共有しよう!記憶が飛んだら、私の個人情報を彼女が調べてくれるだろうし。そうだ!IDとパスワードは友人や職場の先輩にも公開しよう!そうすれば自分の記憶が飛んでも誰かが…!
え?パスワードの意味無いじゃん。