鶴見・総持寺
 横浜市の北東部、東京湾に面して位置する鶴見。京浜工業地帯の中核となる臨海部と北西部に広がる丘陵地に取り囲まれる地域だ。
臨海部には大小さまざまな規模の工場が存在しており、キリンビール、日産自動車、JFEスチール、森永製菓、旭硝子など我が国の産業界を代表する企業の工場群が林立している。
北西部には、自然が残る獅子ケ谷市民の森、神奈川県立三ツ池公園などがある。三ツ池公園は名前のように3つの池があり、園内には1000本を超える桜が植えられており、横浜市の桜の名所として知られる。
鶴見の中心は鶴見駅周辺。横浜市の副都心にも指定され、ショッピングなどが楽しめる。
鶴見駅から歩いて数分の場所に総持寺がある。総持寺は福井県にある永平寺と共に曹洞宗の大本山である。
総持寺は、1911年に石川県からこの地に移転してきた。そのため、境内の建物は比較的新しいものが多い。けれども、登録有形文化財に指定されているものや、日本の往年の大スター・石原裕次郎の墓などもあり、境内を散策するのも楽しいだろう。
禅の生命は坐禅にあるということで、総持寺ではいろいろな参禅会が催されている。1泊して精進料理を食し坐禅を行う個人一泊参禅会(要予約)のほか、予約のいらない日曜参禅会、英語(土曜)参禅会など。英語(土曜)参禅会は英語で指導してくれるので、より禅の心を感じとれるかもしれない。
モダンでハイカラなイメージの横浜。そんな横浜にも伝統的な日本文化を伝える場所がある。横浜の新しい魅力をまたもうひとつ見つけてほしい。
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