和倉温泉
 日本海に面した石川県は名立たる温泉の多い地域だ。能登半島の付け根、七尾湾に面した温泉が全国有数の高級温泉街として知られる和倉温泉だ。和倉温泉の歴史は、今からおよそ1200年前の大同年間の温泉湧出に始まると言われている。傷ついた白鷺が湯気立つ海で身を癒しているのを見て、「湯の湧き出づる浦」湧浦(わくら)を漁師が発見したと伝えられている。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。無色透明だが塩分が非常に強いのでよく温まる。神経痛や関節痛・腰痛などに効能が高いといわれている。温泉地として本格的に開発されたのは明治時代になってからで、第2次世界大戦後、交通アクセスの向上に伴って温泉街も大規模になった。その後、高度経済成長期に能登半島方面の観光ブームによって、北陸本線から特急が乗り入れるようになり、さらにアクセスが改善された。
和倉温泉は、北陸で唯一の海の温泉として人気を博しており、豊かな自然美、新鮮な山海の珍味など心身を和やかにすることができる温泉でもある。また、2007年5月、和倉温泉の新名所足湯パーク「妻恋舟の湯(つまこいぶねのゆ)」がオープンし、穏やかで美しい海を眺めながら足湯に浸かれる。
交通アクセス
空路 東京~能登空港 約1時間 能登空港~和倉まで車で約40分
東京~小松・富山空港 約1時間 小松・富山空港~和倉まで車で約1時間40分
鉄道 大阪~和倉温泉(直通) 特急「スーパー雷鳥サンダーバード」利用 約3時間30分
金沢~和倉温泉 約1時間 (特急利用)
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