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att. 旅行 - 六本木・赤坂
att.JAPAN Issue 33, 2007年3月10日号

六本木・赤坂 - 進化する街

Map東京ミッドタウン 六本木、赤坂といえば東京屈指の繁華街。2003年の六本木ヒルズで大きく変貌した六本木は、2007年また大きく進化する。3月、東京ミッドタウンがオープン。一方、赤坂はかつては一流料亭や高級クラブに代表される高級な大人の遊び場というイメージだったが、カジュアルな遊び場も増えてきた。また日枝神社や豊川稲荷といった史跡や見どころも多い。

 六本木
外国人やマスコミ関係の人間で賑わう六本木。日本にある128の大使館のうち、40を超える国々の大使館が集中し、インターナショナルな雰囲気が漂う。深夜営業の飲食店やクラブが多く、「眠らない街」だが、一方で六本木ヒルズ開業以来、昼間の買物や食事に訪れる人も増え、休日ともなれば観光客が多く訪れる街にもなった。

東京ミッドタウン
六本木。外苑東通りに面して、東京ミッドタウンの広大な敷地が広がる。オフィスビル、ホテル、レジデンス、ショッピングモールなどを擁する一大複合施設だ。近代的な様相のビル群だが、なぜか威圧される感じはない。ゆったりとした緑豊かな空間が、逆に都会のオアシスのような落ち着いた雰囲気を作り出す。

江戸時代、萩藩・毛利家下屋敷があった場所。明治時代に陸軍駐屯地となり、終戦後には米軍将校宿舎、その後は防衛庁の庁舎として使われていたが、2000年防衛庁が市ヶ谷に移転し、再開発が始まった。

ひときわそびえたつ高層ビルは、ミッドタウン・タワー。地上54F、地下5F、248m、六本木ヒルズ森タワー、東京都庁舎第一庁舎をも追い抜く予定。8-43Fはオフィス、44-53Fには、世界随一の5つ星ホテル、ザ・リッツカールトンが入居する。また6Fに入るメディカルセンターには、外国人も利用しやすいよう英語対応スタッフが常駐する予定。

ミッドタウン・イーストにはオフィスとレジデンス、ホールなど。ミッドタウン・ウェストにはオフィスが入居。赤坂見附にあったサントリー美術館も移転し、新たにオープンする。また最高級サービスアパートメント「オークウッドプレミア東京ミッドタウン」は日本初上陸。

130ものファッション・インテリア・カフェ・レストラン・その他ショップを擁するガレリアやガーデンテラス、プラザ。ショッピングフリークやグルマンにも見逃せない。

東京ミッドタウンのテーマの一つがパブリックアート。東京ミッドタウン全体が庭園に見立てられ、数十点のアートワークがタウンのあちこちに配されている。

日比谷線・大江戸線六本木駅から東京ミッドタウンへは直結する。桜が並木道を艶やかに彩る春、2007年3月30日にグランドオープン。

21_21 DESIGN SIGHT
東京ミッドタウンは「デザイン」を再開発全体の一つのテーマとしている。デザインの拠点として三宅一生デザイン文化財団が運営する21/21 DESIGN SIGHTがオープン。リサーチセンターでありデザインについて考える場所であり、ものづくりの現場で、年2回の企画展を中心にデザインに関するさまざまなプログラムを開催していく。ちなみに設計を手がけるのは建築家の安藤忠雄氏。

ファッション / インテリア
希少性の高い旬なブランドショップやラグジュアリーブランドの世界初のニューコンセプトショップなど、ファッションシーンを牽引する個性的なショップを集積。日本の著名なデザイナーによる日本発のインテリアショップから、和食器や海外の高感度な商品を提供するセレクトショップまで、お買物も見逃せない。

フード・カフェ / レストラン・バー
著名なフード&スイーツブティックのほか、英語対応を行う24時間営業の高級フードマーケットなどが出店。世界中 のあらゆる食文化が楽しめる。
レストランも全国から誘致した名シェフや名店の直営店舗がオープン。広大な緑地を見渡せる場所やテラスなど、快適、非日常的な雰囲気の中での食事も楽しめます。

アートの街 -美術館トライアングル-
2007年1月には国立新美術館が、3月には東京ミッドタウンにサントリー美術館が移転しオープン。六本木ヒルズの森美術館とあわせた3つの美術館で六本木にアートトライアングルがつくられ、アートの街として注目されている。

国立新美術館国立新美術館
日本で5番目の国立美術館として、2007年1月にオープン。特定の所蔵品は持たず、14,000㎡という国内最大級の展示場を生かした展覧会を行っていく。美しいガラスの外壁曲線の建物は人目をひく。アートライブラリー、レストラン、カフェ、ミュージアムショップは自由に入れ、気軽にアートな雰囲気を楽しむことができる。

大回顧展 モネ 印象派の巨匠、その遺産
2007/4/7-7/2 国立新美術館
クロード・モネ(1840-1926)は日本でもっとも人気の高い画家のひとりで、印象主義から抽象表現への移行という意味においても、近代と現代をつなぐ非常に重要な作家。そのモネ芸術の様々な姿と独創性を明らかにする展覧会。世界中の美術館と個人コレクターから約100点近い作品が集まる画期的な展覧会だ。3Fカフェの期間限定モネ展特製デザートも鑑賞後の楽しみだ。

サントリー美術館
1961年開館以来、「生活の中の美」を基本理念とし、日本の美を国内外に発信してきた。絵画、陶磁、漆工、ガラス、染織などの企画展を行う。ショップやカフェ、茶室などの施設もある。

森美術館
森タワー53階に位置する美術館。写真、建築、デザインなど幅広くコンテンポラリーアートを紹介するほか、様々なかたちでアートを楽しめるパブリックプログラムも数多く開催。22時まで開館(火曜は17時)しているので、気軽に足を運べる。

六本木ヒルズ六本木ヒルズ
2003年にオープン。「六本木ヒルズ森タワー」を中心に「グランド ハイアット 東京」ホテルや、「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」などの映画館、TV局、商業施設、美術館、展望台など多様な施設が揃う。

 赤坂
赤坂駅前には、TBSの本社。赤坂見附駅周辺は骨董品店やホテルが多い。政治の中心、国会議事堂や永田町に近く、赤坂プリンスホテルやホテルニューオータニといった一流ホテルや、政治家御用達の高級料亭なども多いことで有名だ。元赤坂には東宮御所・迎賓館・豊川稲荷東京別院などがある。

高級料亭のイメージの強かった赤坂だが、最近は気軽に楽しめる飲食店も増えてきた。赤坂エクセルホテル東急最上階にあるスーパーダイニング ジパングもそのひとつ。ゆったりとした空間は外国人・ビジネスマンを中心に人気が高い。食後にはシガーバーで一服も。

赤坂御用地
東宮御所のある敷地一帯を赤坂御用地といい、東宮御所の他、秋篠宮邸などがある。御用地の中央には池を中心とした回遊式庭園があり園遊会会場として馴染みが深い。赤坂御苑の北東には迎賓館(旧赤坂離宮)があり、外国賓客の接遇に用いられる。通常非公開だが、事前の申し込みにより、接遇に支障のない時期のみ一般参観をすることができる。ネオバロック様式の華麗な建物はヴェルサイユ、ルーブルなどの宮殿がモデル。

豊川稲荷神社
豊川稲荷東京別院は愛知県の豊川稲荷の別院で、商売繁盛のご利益がある。静かな境内は、都会の喧騒とは隔絶した世界が開ける。日枝神社は「山王さま」の愛称で知られる神社。江戸時代、徳川将軍の氏神として、江戸一の大社だったという。毎年6月15日前後の山王祭ではひときわ賑わいをみせる。赤坂氷川神社の起源は951年にさかのぼる。日枝神社とともに東京10社のひとつ。地下鉄乃木坂駅近くの乃木神社は1923年に創建。毎月第2日曜には骨董市が開かれる。


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