登別温泉
 数多くの温泉地を抱える日本有数の温泉天国・北海道。その北海道を代表する温泉が登別温泉。日本の温泉ランキングでも常に上位にくる人気の温泉だ。周りを山に囲まれ、温泉宿が立ち並ぶ。登別の語源は「白く濁った川・色の濃い川」を意味するアイヌ語といわれる。古くから川の色が変わるほど豊富に温泉が湧き出していたのだろう。19世紀にはすでに湯宿が設けられたとの記録が残っており、以来湯治場、歓楽温泉として栄えてきた。
温泉街の最奥にある地獄谷は、クッタラ火山の爆裂火口跡。地の底からもうもうと立ち上がる熱湯や水蒸気、さらには火山ガスが激しく噴き出して、あたり一帯は強烈な硫黄の臭気に包まれている。山肌があらわになり、地獄さながらの迫力だ。登別温泉で使われる湯の2/3を供給する源で、湧出地点によって泉質や泉温が異なる。
多種類の泉質は世界的にも珍しく「温泉のデパート」と呼ばれるほど。硫黄泉、食塩泉、明ばん泉など多様な泉質で、それぞれ心臓病・高血圧症・慢性の関節炎・皮膚炎・打ち身・婦人病・神経痛・腰痛・美肌効果、その他さまざまな効能があるといわれる。
周辺には、120頭余りのヒグマがいる世界一のクマ牧場、のぼりべつクマ牧場、テーマパークの登別伊達時代村など、見どころは多い。
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