自由が丘 / 二子玉川
今年(2007年)6月、日本経済新聞社が首都圏の在住者を対象に実施した街イメージ調査で、「子供を育てるなら、どの街」で4位に二子玉川が選ばれた。一方、自由が丘は「一人暮らしをするなら、どの街」の4位に選ばれた。渋谷から電車で10分たらず。東京の23区内という都心にありながら、別世界のような静かさと緑にあふれる。閑静な住宅地の個性的なショップやカフェにはおしゃれな都会人たちが集まる。
都会の中の静けさ
等々力渓谷
東急大井町線等々力駅からゴルフ橋手前のらせん階段を降りると、等々力渓谷。矢沢川沿い、全長1キロ、東京23区唯一の渓谷で、台地と谷との標高差は約10メートル。谷底には遊歩道がある。木々が生い茂り、都会ではめったに見ることのできない野鳥たちも訪れる。
矢沢川にかかる橋を渡り斜面を上がると、7世紀後半~8世紀のものと推定される横穴式古墳があり、ガラス越しに中が覗ける。このあたりには6基以上の古墳があり、土器や金属製の耳環やガラス玉、男女子供あわせて3体の人骨が発見されている。
渓谷を進むと、その先に不動の滝。不動の滝は修行者の水行の場になっており、現在も関東周辺から訪れる修行僧がいるそうだ。階段を上っていくと、等々力不動尊の本堂がある。途中には甘味処があり、渓谷の風景と心地よい風を感じながら抹茶やくず餅がいただける。
二子玉川と多摩川河川敷
二子玉川駅前には、玉川高島屋や大規模なファッションビルが立ち並び、おしゃれなマダムがショッピングを楽しむ。高島屋を過ぎ、国道246号を登っていくと、瀬田温泉「山河の湯」がある。がっしりとした壁の続く外観からは想像できないが、建物に一歩足を踏み入れると都会の喧騒を忘れさせる空間が広がる。4千坪の広大な敷地はもと水戸徳川家のお屋敷跡で、樹齢200年を誇る巨木が茂り、鳥のさえずりも聞こえる。
一方、駅から反対側に向かえば5分ほどで、多摩川河川敷に出る。ゆったりと流れる多摩川沿いに、広々とした緑地が広がる。夏には釣りやボート遊び、花火大会。冬の雪の富士、夕焼けの富士、そして晴天の日には関東近郊の山々が一望できる。
熊野神社
自由が丘の街歩きに疲れたときには熊野神社。境内にはケヤキやカシの木々が茂り、町中という事を忘れるほど閑静な場所だ。参道の先には朱塗りの拝殿があり、小さいながらも荘厳な雰囲気。
浄真寺と九品仏緑道
東急大井町線九品仏駅で降りると、すぐ前に参道があり浄真寺という大きな寺に出る。九つの大きな菩薩がまつられている。都会と思えない静かで大きな境内。九品仏緑道は、九品仏から緑が丘の駅までつながる、全長2.2km、短いけれどおしゃれな散歩道。
自由が丘散策
東急東横線と大井町線が交差する自由が丘。都心から抜群のアクセスながら、住宅街の雰囲気が、東京の都心と少し違う、のんびりとした雰囲気をかもし出す。週末ともなれば、雑貨やファッションショップでショッピングをしたり、カフェやスイーツめぐりをする人々でにぎわう。おしゃれな花屋やレストランも多い。
正面口を出ると、バスロータリー。一角には、老舗の和菓子屋、蜂の家がある。
右手へ向かうと、東横線の高架に沿って自由が丘デパート。1952年オープン。終戦当時、約100名の商業者がマーケットを開設したのが始まり。少しレトロな雰囲気が楽しい。
自由が丘デパートの向かい側にはモンブラン。1933年創業、日本で初めてモンブランを作った店だ。さらに線路沿いの道を進めば、老舗の和菓子屋、亀屋万年堂総本店の店構えが目に入る。手前を左に曲がれば熊野神社。神社を通り過ぎて右手に曲がって直進すれば、ラ・ヴィータ。運河のある町並みは、ヴェニスのようなたたずまい。TVドラマなどの撮影スポットとしても有名だ。
南口を出ると、マリ・クレール通り。マリ・クレール通りに並行する1本先の通りは、グリーンストリート。おしゃれなショップやカフェが立ち並ぶ。街路樹が美しく、通りにはベンチも置かれ、人々が思い思いに楽しんでいる。東へすすめば、静かな町並みの中にスウィーツフォレストがある。2003年11月にオープンしたフードテーマパークだ。
駅からマリ・クレール通りを線路に沿って西側に進めば、トレインチ。2006年10月にオープンしたばかりのおしゃれなスポット。雑貨屋、ファッション、カフェなどおしゃれなショッピングやランチが楽しめる。
そのほかにも、数えきれないくらいの魅力的なショップやカフェがいっぱい。のんびりとクルーズして、お気に入りの店をぜひ見つけてください。
地図
東京鉄道地図
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東京地下鉄地図
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