石和温泉
 フルーツ王国、山梨県にある石和温泉。春には、桃の花がふんわりとした香りとともに里を鮮やかなピンク色に染める。山梨県で最大規模を誇り全国でも屈指の温泉郷であるが、その歴史は新しい。1961年、ぶどう園を掘ったら60度の湯が噴き出した。近くの川に捨てていたところ、川で水遊びをする子供たちが温かくて気持ちいいと言うようになり、ただ捨てるのはもったいないと途中に湯溜りを作った。これが青空温泉として有名になったのが誕生のきっかけである。今では年間350万人以上の観光客が訪れる一大温泉地に発展した。
首都圏にも近く、温泉街の規模は熱海に次ぐともいわれ、宿泊施設は大小合わせて約100軒。団体客 向けの大型宿泊施設、家族向けの旅館、純和風の高級旅館など様々。泉質はアルカリ性単純泉で、神経痛や打ち身、慢性消化器病、冷え性などに効能がある。ひところは団体客中心の歓楽地型の温泉地として有名であったが、最近は、個人客に向けてのクアハウスなども人気がある。
近くではイチゴ、さくらんぼ、桃、ぶどうといったフルーツ狩りが楽しめる。笛吹川の鵜飼いや点在するワイナリーめぐりも良いだろう。近隣の観光としては、昇仙峡、西沢渓谷、清里、八ヶ岳へは車で1時間以内でアクセスできる。河口湖を経て富士山五合目へは1時間半。4月に行われる川中島合戦は、約900名の鎧武者が、武田信玄軍・上杉謙信軍に分かれ、信州川中島で繰り広げられた戦国時代最大の合戦を再現する。同名の地名があったことから1979年にこの祭りが企画された。殺陣の愛好家約60人による殺陣などが楽しめる。
JRJR中央線新宿駅から石和温泉駅まで約1時間半。
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