花巻温泉郷
 岩手県の花巻は、作家宮沢賢治の生誕地。故郷を深く愛した賢治が、理想郷“イーハトーブ”と名付けた地でもある。花巻に点在する温泉の総称が花巻温泉郷。古いところでは14世紀頃から存在したという温泉郷だ。
「台温泉」は、湯治場の面影を色濃く残す花巻一の古湯。泉質の異なる元湯が10ヶ所ある。「花巻温泉」は、1923年に拓かれた温泉リゾート。
“花巻南温泉峡”はひとつの温泉に1~2軒の宿が建つ。「志戸平温泉」は、古くから山あいの閑静な湯治場として知られてきたが、最近では室内プールも備えた総合温泉リゾート地へと変貌を遂げつつある。「渡り温泉」は比較的新しい温泉で、翡翠風呂などが女性に人気。「大沢温泉」は、かつて南部藩主をはじめとして、高村光太郎や宮沢賢治ら多くの文人墨客に愛された。旅館部と自炊部があり、混浴露天風呂「大沢の湯」がある。
温泉峡の最奥にあるのが「新鉛温泉」。唯一飲泉が可能。「鉛温泉」の藤三旅館は、開湯は約600年前と伝えられる。藤井家の遠祖が高倉山麓で木こりをしている時、岩窟から出てきた一匹の白猿が桂の木の根元から湧き出す泉で手足の傷を癒しているのを発見。その後、一族が天然風呂として用いるようになったのが始まりという。峡谷の秘湯として人気も高く、自炊部を持つ湯治場としても利用されている。深さ1.25mの立ったまま入浴する「白猿の湯」(混浴)がある。
アクセス
飛行機:花巻空港、花巻空港から車で15-40分
電車:東北新幹線 新花巻駅(東京駅-新花巻駅 約2時間40分)新花巻駅から車で20-60分
問合せ
花巻観光協会:0198-22-5557
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