人間とロボットの関わり
みなさんの知っているロボットを思い浮かべてください。そのロボットは何をしますか?そして、何をしてほしいですか?ロボットと一言で言っても、さまざまなロボットがいます。人間型から機械のような見た目のものまで、その形はさまざまです。
なかにはロボットだと気がつきにくいものもあります。見た目はアザラシのぬいぐるみ。「パロ」というロボットです。世界一セラピー効果のあるロボットとしてギネスブックにも認定されており、本物のアザラシであるかのように振舞います。触ったり、叩いたり抱っこしたりすると、触れられた強さや方向を知ることのできる面触覚センサが複数働き、パロのコンピュータに命令が伝わります。動物が飼えない、連れて行けない、という環境でも一緒にいることができるのです。
さらに、マイクに向かって話しかけると、まるで自分の話を聞いているかのように反応するロボットもいます。その名は「インタロボット」。特技はうなずくことです。コミュニケーションに興味を持つ研究者が作りました。音声のリズムのみでも人間の体は反応している、ということにヒントを得ています。みなさんも、改めてうなずくタイミングを観察してみてください。相手が話す文章が途切れる―つまり音声が途切れる、ところで無意識にうなずいていませんか(「うん」)。よって、インタロボットはバイリンガル、トリリンガル・・・それ以上です。
ここでご紹介したロボットは、人間の心理に働きかけるロボットです。もちろん物理的に人間を助けたり、操縦したりするロボットなどもおります。これらすべては「こんなロボットがあるといいな」と思った研究者、技術者それぞれの思いが形に表れたものなのです。
日本科学未来館では、実際にロボットを目にし、触れ合うことができます。想像を超えるロボットとの出会いがあるかもしれませんね。
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