凧・こま・めんこ・けん玉・お手玉・ビー玉・おはじき・鞠つき・竹馬・だるま落とし・かるた・花札・双六・花火・お面・竹とんぼ・羽根つき・紙風船・巻き取り・折り紙・紙相撲、等々。これらは日本で昔から遊ばれてきた遊び。もっとも、最近では、子ども同士がこういう遊びをすることも少なくなってきたが。40年くらい前までは、道路で、子供たちが豪快にこまをぶつけ合う勝負が見られたものだった。
花火のように特に技術のいらない遊びもあるが、技の習得のために練習の必要がある遊びも多い。こま回し、けん玉、お手玉といった遊びは、最初から必ずしもすぐできる訳ではなく、ある程度練習が必要。できるようになると、さらにたくさんの技があり、それらをマスターするには、それなりに練習しないといけない。友達はできるのに、自分はできない悔しさを味わうことになる。そのかわり、できた時のうれしさはひとしおなのだ。
使う道具は単純で低価格。子どもでも買える値段だから、持っていることに価値があるのでなく、どんな技ができるか、勝負に勝てるかが重要なのだ。また、子どもたちは創意工夫が豊か。単純な道具を使って、遊びのバリエーションを自分たちでどんどん増やしてもいった。だから、地域よって、遊び方のルールはいろいろある。
いったい、どのように遊んだのだろうか。今号と次号、2回にわたって、日本の昔あそびのいくつかを紹介する。