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att. 文化 - ASIMOと理科授業
att.JAPAN Issue 37, 2007年11月10日号

ASIMOと理科授業

ASIMOAdvanced Step in Innovative Mobilityの頭文字をとって名づけられたASIMO。本田技研工業株式会社(以下Honda)によって開発された、世界に類のない二足歩行をするロボットです。身長130cm、体重54kg。イベントの案内係や説明係としてすでに実際に「仕事」をしているロボットでもあります。日本科学未来館(略称:Miraikan)でも説明係として活躍しています。

ASIMOは平らな面を滑らかに歩くことができます。 また、歩幅を調整しながら、上半身の体重移動でバランスを取ることにより、安定した旋回ができます。階段の上り下りもできます。従来ロボットを走らせることは難しいといわれてきましたが、ASIMOはなんと走ることもできます。走ることと歩くことの違いは、走るときには両足が宙に浮く瞬間があるということ。ASIMOは両足が浮いているときでも、積極的に姿勢の傾きを制御することができるのです。なんと最高時速6km!

ASIMO全国の学校では「日本科学未来館ASIMO理科授業」という授業が行われています。HONDAの児童・生徒向け社会貢献活動の一環として、先端の科学技術を効果的に紹介する活動で、MiraikanがASIMOを用いた教育プログラムを監修しています。2005年度に、京都市と出雲市の2カ所の科学館でモデル開発が行われました。それをもとに各地の科学館がプログラムを作成し、2006年度は、長崎市、福岡市、札幌市、能代市、出雲市、さいたま市、杉並区、2007年度は、明石市、宮崎市、能代市で実施されています。ASIMOが実際に登場すると、大きな歓声が上がります。リアルな最新テクノロジーに実際に触れることは、生徒たちにとっては驚きと感動なのです。実際に見て学んだことは、教科書で読んで「覚える」だけではなく「考える」姿勢にもつながるでしょう。

Miraikanでは、毎日2回、ASIMOの実演 (11:00~11:10、14:00~14:10)があり、ASIMOのキュートでかわいい動きを見ることができます。ASIMOの科学技術は、まだまだ開発途中。これからもまだまだ進化します。研究開発中の先端科学技術を、その過程から見ることができるというのは、ワクワクする体験ではないでしょうか。


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