アニメの学校
アニメの作り方
アニメはどのようにして作られるのだろうか。アニメ学校の修了制作の流れを追ってみよう。
1 企画・設定・シナリオ
シナリオが書かれる。作品に出てくる物(人物・動物・機械等)・舞台となる場所などの細かい設定を決める。
2 絵コンテ
絵コンテは、シナリオを画像におきかえて、視覚化するもの。1つのシーンを場所・目的・表現・スピードによっていくつかのカットにわけそれぞれの秒数を指定する。
3 レイアウト
キャラクターの配置や配列を描く。カット(ショット)の下描きになるもの。これを元に原画と背景を描く。
4 原画
動画の基点となるキャラクターの動きの、キーになる部分を描く。
5 背景
レイアウトを元に、カットごとの風景を描きこんでいく。細かいタッチをいかして仕上げていく。
6 動画
原画の絵をトレースし、原画と原画の間の絵を描く。
 ガンさん:
動きを描くのは難しいですが、作画の勉強をするようになって、自分がこんな風に筋肉を使っているんだと気づきました。
7 彩色
動画をスキャンし、コンピュータに取り込んだ画像に着色していく。

8 撮影(合成)
色のついた(仕上げが終わったもの)動画をつないで、背景とあわせる。この段階で映像になる。

9 完成
枚数・画像処理・尺数・色確認等をする。アフレコ、効果音、MAとあわせてムービーが完成。
日本工学院学生インタビュー
姜池妍さん(강 지연; Ms. Kang Ji Yeon)
ガンさんは、韓国からの留学生。現在専門学校の1年生。原画や動画を描く作画コースで学んでいる。
子供のころ、コスプレが好きで、釜山などで行われるコスプレ大会によく行っていたというガンさん。それまでアニメは良く知らなかったというガンさんですが、コスプレ大会で見るほかの人の衣装が日本のアニメキャラだったのに驚く。それが日本のアニメとの出会い。
それからアニメが好きになり、アニメを勉強するために大学に入ったが、実際には視覚デザインの勉強をしなければならなかった。アニメへの夢を捨てきれず悩んでいたころ、たまたま訪れたアニメフェアで日本のアニメ専門学校のブースを発見。2年間アニメの勉強に専念しようと決め、大学を中退。1年間日本語の勉強をして2008年4月に日本に留学した。
作画の勉強については、「動画とは、ある動きとある動きの間の動きを絵に描いていくものです。このような絵を描くのは、学校でアニメの勉強をするようになってからです。そのために、自分の動きを観察し、筋肉の動きに注意を払うようになりました。筋肉はこんな風に動いているんだと初めて気づくことばかりでとても面白いです。動きを描くのはとても難しいですが、先生からアドバイスをもらうと、前は描けなかったものがだんだん描けるようになってきました。1人で描いていたら、自分の得意なポーズだけ描いていたので、絵は上達していなかったと思います。これだけでも学校に来て良かったと感じています」と話してくれた。
将来の希望は何かとたずねると、「いつか監督になりたいです。でもまだ絵が下手なのでもっと勉強しないといけないですけれど。韓国のアニメは子供向けが多く大人向けのものが今は少ないですが、どこの国でというのは意識していません。世界で名前を知ってもらえる監督になるのが夢です」
アニメ業界も今後ますますグローバルになっていくに違いない。
アニメスペシャル 目次
東京国際アニメフェア2009
アニメナウ2009
声優
アニメスポット
三鷹の森ジブリ美術館
アニメの学校
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